阪急グループが運営するホテル阪急インターナショナルも、グループの旗艦ホテルで、梅田駅前という立地の良さと最高級ホテルを目指した内装の素晴しさなどが、安定した人気を得ている。大阪ではこの他、昭和61年(1986年)に開業した、初の外資系ホテルーヒルトン大阪が、梅田駅正面という立地と、ブランドショップの入ったヒルトンープラザに直結する利便性で、地域の高級ホテルとしての評価を維持し、ウェスティン大阪、ハイアットーリージェンシー・オーサカに比べ、一歩抜きん出ている。
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ヒルトン大阪を運営するヒルトン・インターナショナル社は、英国に本拠地を置くホテルチェーンで、日本では西新宿の「ヒルトン東京」、浦安の「ヒルトン東京ベイ」、ヒルトン名古屋、「ヒルトン成田」など、主要都市や、人気レジャースポット、国際空港などに、手堅く進出している。我が国に最も早く上陸した外資系ホテルとして、安定した実績を上げてきた。大阪は、外資と国内の老舗がガップリ四つに組み、激しいデッドヒートを繰り広げている。東京から参入した帝国ホテル大阪、「ホテルニューオータニ大阪」は、東京の名門ブランドが関西に浸透せず、中心街から離れた立地もあって、トップの座を奪えずにいる。だが、ホテルの施設そのものやサービスは決して悪くない。むしろ「名門」のブランドが災いして、関西カルチャーに浸透しきれていない印象を抱く。18世紀ショーシアン様式のネオクラシックな内装のリッツーカールトンが、きらびやかさと伝統を好む大阪人を惹き付け、そのサービスの実利主義でも魅了しているというのは興味深い現象である。